NEWS担に勧めたい三つのお話
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良い本を読まない人は字の読めない人と等しい。
コロナの自粛期間で外に出れず、鬱々とした気分が続いている方に、オススメの本を紹介したいな~と思い、書いています。
私は年間200~300冊ほど本を読むのですが、その中でも
NEWS担によんでほしい!
と思った三冊の本を紹介したいと思います。ネタバレは避けて、裏表紙のあらすじと私の感想でお送りします。
宇宙の旅
ジェームズ・ティプトリー・ジュニア
浅倉久志 訳
やった、ようやく宇宙に行ける!星の世界を夢見る少女コーティーは、16歳の誕生日に両親からプレゼントされた小型スペース・クーペを改造して、憧れの銀河へ旅立った。だが、冷凍睡眠からさめた彼女を意外な驚きが待っていた。頭の中に未知のエイリアン、イーアが住みついてしまったのだ。コーティーは、このエイリアンと意気投合し、冒険の旅を続けるが……少女の愛と勇気と友情を描く感動の表題作ほか、全三篇を収録
オススメポイント
タイトル「たったひとつの冴えたやりかた」作者の名前「ティプトリー」そして、主人公の名前「コーティー」。全て聞き覚えがありませんか?実はこのお話、
EPCOTIA
の元になっているんです!(多分)
EPCOTIAの中で使われていた宇宙用語が本の中でも使われていたり、なんだか聞き覚えのある名前が登場したり……。NEWS担なら読むのが楽しい一冊だと思います。
個人的には、溌剌とした主人公コーティーが手越さん、第二話の頭脳明晰な主人公レイブンが加藤さんに思えて仕方がないです。(コーティーは16歳の少女ですが!!!!)(手越さんも少女なので大丈夫!!!!)
日常の旅
2「水やりはいつも深夜だけど」
セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。仕事で子育てになかなか参加できず、妻や義理の両親から責めたてられる夫。出産を経て変貌した妻にさびしさを覚え、若い女に傾いてしまう男。父の再婚により突然やってきた義母を受け入れきれない女子高生……。思い通りにならない毎日。募る不満。言葉にできない本音。それでも前を向いて懸命に生きようとする人たちの姿を鮮烈に描いた、胸に突き刺さる6つの物語。
オススメポイント
それを知らずに買ったので目次に「加藤シゲアキ」の文字を見たとき、電車の中で跳びはねて喜びました。(迷惑)
あと、対談もそうですが、お話がすごく面白い。
帯に「息苦しくて、窒息しそう」とありますが、ほんとにその通りだな、と。
登場人物が劇的に幸せになるわけでもないし、ふと気を抜いたら転がり落ちてしまうような毎日を明日も生きてかなきゃいけない現状は変わらない。でも少し、ほんの少しだけ前を向ける、そんなお話かなと思います。
レンタルなんもしない人みたいに、誰かの人生の1ページを切り取って見ている感じ。
1つのお話が40ページ前後なので、短時間で読めるのも、オススメポイントです。
砂漠の旅
内藤濯 訳
サハラ砂漠に不時着した飛行士と、〈ほんとうのこと〉しか知りたがらない星の王子さまとのふれあいを描いた、永遠の名作。純粋な子どもらしさや愛について、静かに語りかけます。
初版本にもとづき改訂した新しいエディション。
オススメポイント
言わずもがなですが、加藤シゲアキのソロ曲、星の王子さまです。
私はこの本が大すきで、小学校6年生は星の王子さまの読書感想文を書きました。このブログを書くにあたって探そうとしたけれど、ありませんでした。ぴえん
1つ1つの会話、お話が人生の教訓なんですよ……。私は王子さまとキツネの会話が大すきです。。
ほんとこの話書くと長くなるので、とりあえず、
読んで(圧)
勢いだけで三冊の本を紹介しましたが、どうでしたか?小説ということで、かなり加藤シゲアキに寄った内容になってしまいました。
ネタバレ無しで書くのが大変で、投げやり感が否めません。(特に星の王子さま)
最初にかいたソクラテスの言葉ほどは思いませんが、やっぱり良い本を読むことは、人生の良い経験になると思います。
まだまだ自粛期間が続きそうですが、本を読むことは、真っ暗な心に灯をともす1つの手段だと思うので、是非。